CookiesOfUSHIYA’s diary

うしやのくっきーであり,うしやのはるまきです。過去に描いていたブログにログインできないシステムに変更されたため,移行中です。

わたし,ホンマに野球好き2

2005年7月18日

 

過去から印象的な選手、好きな選手もたくさんいる。

前述の王さん。今、これだけ、何十年も野球を見続けて、やったことはないけど、目だけ肥えてしまった今だからこそ、現役時代のホームランをかっ飛ばしたときの彼のフォーム見ると、余りのすごさにビックリする。どこがどうすごい・・・、なんか言葉で言えないほど、すごい。

ホームランと言えば、ボールがバットに乗ったその瞬間、まるで、ボール自体に重さが無くなったような大きな軌道を描いてスタンドインするのが魅力的だった田淵氏もすごかった。

ホームランなんて、フライのちょっと大きいのかなぁ・・・なんて思っていたのを見事に覆してくれたのは、掛布氏のホームラン。昔、西京極球場京都市右京区)に試合を見に行ったときのこと。私の座っていた1メートル後ろに掛布氏の打ったホームランが飛んできた。

このときの迫力なんて、まるで、上から、やりを狙って投げられたような・・・、地面に突き刺さるその瞬間まで、失速なんて全然することなく、打ったその瞬間のままのスピードで、ボールが飛び込んでくる。

迫力と言うより、ボールが刺さりそうなぶつかりそうな気がした。これは本当に恐かった。

山本浩二監督、衣笠氏が現役だったときの赤ヘル軍団大野豊氏は、私がピッチャーの中でも特に好きな選手。何が好きって、もう、あの、大野氏の、ためのあるピッチングフォームにべたぼれ(・・・今でも・・・)。専門家じゃないけど、どこが好きって、ワインドアップが終わって、バックスイングに入ったときのあの腰のためが、すごい好き!!!

だって形が美しくない???

強打者と言えば、大洋ホエールズ時代の田代氏。面構えから何から何まで、侍!!

ヤクルトスワローズの、八重樫、大杉、杉浦の3氏も、恐かった・・・。その大男達の中で、持ち前の身体能力でひたすら自分の地位を築いていたのは、現監督の若松氏。私、すごいファンだった。

星野仙一氏は、実は、私は、彼が監督を辞め、NHKのキャスターになった、あの時に、一目惚れした。それで、その後また中日の監督になられたり、阪神を18年ぶりの優勝に導いたり・・・。その後のご活躍は、誰もが知るとおり。

あと古葉監督、後、阪急ブレーブスの上田監督も、監督をしておられるときは、すごい勝っていたので、いや・・・、余りに勝つので、子供心に、不思議だった。不思議と言えば、江夏豊氏。彼がマウンドに立つと、誰も打たなくなるので、それが、また不思議だった。

未だに、だんなと話をしていても話題に登るのが、阪急ブレーブス。特に、ピッチャーの山田・山口両エース。あれ以上の二枚看板って無いと思う。

その頃には、今、私が解説者としても大好きな福本豊氏も現役だった。あの、わかりやすく、面白い、尚かつ、氏自身の「野球楽しいてたまらんのや」と言う気持ちのにじみ出た彼の解説聞いていると、本当に楽しくって、彼が、すごい選手だったことを忘れそうになる。

解説聞いていると、盗塁を決めるため、びっしりとノートに相手投手の癖を書き込んだりしていた・・・と言う現役時代の彼の影の努力は忘れそうになるのだけど、すばらしい選手だった。

解説者で思い出した。うしやのはるまきの願いは、山本(和)氏、福本豊氏、小山氏、一枝氏、佐々木氏に囲まれて、一度阪神戦の実況を聞いてみたい。もちろん、生ビールと、枝豆や焼き鳥はご準備いたします。

しかし、阪急ブレーブス・・・、本当にいいチームだった。プロの集団、プロのおっちゃん達の集団、決して子供達が土足で踏み込んでいけないような、なんか、一種の気高さのあるチームだった。

去年から、プロ野球界も再編だの、合併だの、色々問題が起こり、振り回されている状態ではあるけど、考えてみると、昔から、色々な球団が出来ては、無くなっていった。

やはり、関西人としては、南海ホークスの本拠地だった大阪球場が、住宅展示場となり、その後無くなっていったことなどを考えると、今がプロ野球受難の時代だと言うけど、プロ野球はずっと受難の時代を送ってきたんだなぁ・・・と思う。

でも、なにがあっても、どうなっても、どうなっていこうが、プロ野球を支えてきたのは、球場で、テレビの前で、それぞれ思い思いのスタイルで、応援、または苦言を呈してきたファン達である。けっして、お偉いさんではないよね。